斗南病院生殖内分泌科では、不妊症の症例に限らず、それ以外の患者さんにも体に優しく、侵襲の少ない内視鏡外科手術を行なっています。
子宮鏡下手術 腹腔鏡下手術 シングルポート法による腹腔鏡下手術
生殖内分泌科の診療は不妊治療と婦人科良性腫瘍の内視鏡下手術が中心です。 腹腔鏡下手術は不妊症の患者さんに対しても術後の腹腔内の癒着が少ないことから有用な治療法と考えています。一般不妊治療を行ってもなかなか妊娠しない原因不明不妊の場合には体外受精などの選択の他に、腹腔鏡や卵管鏡で卵管の通過性や腹腔内の癒着の有無を観察して治療を行う方法もあります。 腹腔鏡下手術は、麻酔下に臍部を約1cm切開してカメラを挿入し、腹腔内を観察しながら病巣の位置に合わせて、通常下腹部を2〜3ヶ所0.5cm〜1cm程度切開して複数の鉗子(腹腔内操作器具)を挿入して、開腹手術と同様に病巣を切除する手術です。 腹腔鏡下手術は開腹手術に比べて、創(キズ)が小さく低侵襲であり、術後回復が早いのが利点です。入院期間もそれに応じて短縮されます。ただし腹腔鏡下手術には疾患の状態により限界があり、すべての疾患に適応があるものではありませんので、手術適応については担当医にご相談ください。 最近では、よりキズの目立たない「シングルポート法による腹腔鏡下手術」を取り入れています。