札幌の都市型急性期病院 国家公務員共済組合連合会 「斗南病院」

所在地
〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西7丁目3-8
アクセス
札幌駅から徒歩5分  地下鉄大通駅から徒歩10分
病院機能認定評価が追加されました

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皮膚科

皮膚科

Evicence-based Medicine

近年「根拠に基づいた医療 Evicence-based Medicine; EBM」という言葉が注目されています。
当科では、つねに信頼のおける最新の外部根拠を参照し、医学的根拠に基づいた治療を行うことを心がけています。

斗南病院へようこそ

皮膚の病変を最もよく知っているのは皮膚科専門医です。

皮膚病変の診断に最も必要なのは皮膚科医の専門的な目です。皮膚病変の診断においては,どんなに詳しい血液検査も経験を積んだ皮膚科医の目にはかないません。皮膚に何か出てきたら、まず皮膚科で専門的な診察を受けるのが一番です。

平成29年4月より当分の間外来診療のみとなります。

主な診療内容

皮膚科疾患全般の診断・治療を行っています。
また、必要な場合は北大病院皮膚科や形成外科と連携して治療を行うこともあります。

  • 湿疹・皮膚炎(しっしん・ひふえん)

    皮膚の病気で最も多い疾患です。一般にかぶれと呼ばれているものを、専門用語では「接触皮膚炎」といいます。かぶれ程度で病院に行くなんて、と思われる方もいると思いますが,例えばうるしかぶれでは、放置しておくと1ヶ月以上も治らないことがあり、さらに自家感作性皮膚炎という、全身性の皮膚炎を引き起こすこともあります。かぶれにはある程度強い治療で、短期間で治してしまう治療をします。
    また、化粧品かぶれが疑われる場合は、パッチテストによる原因検索も行っています。逆に、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など慢性の疾患では,あまり強い治療に走らずに、長い目で疾患と折り合いをつけて、なるべくよい状態でつきあっていくような考え方で治療をしています。アトピー性皮膚炎の治療では、日本皮膚科学会のガイドラインに沿って、医学的根拠に基づいた治療を行っています。

  • 白癬(はくせん)

    みずむしは専門用語では「白癬」といいます。みずむしというと、足の指の間の痒くてジクジクした病変を想像しますが、カサカサするだけで全く痒みのないみずむしや、爪が白く濁って厚くなってくるみずむし(爪白癬)、さらに体や頭に出るみずむしもあります。みずむしの診断には顕微鏡で菌を確認することが必要ですが、これは外来で10分くらいで簡単に判定することができます。多くの場合、外用剤で治療できますが、爪白癬には内服薬が必要になる場合があります。根気強く治療を続けると完治が期待できます。

  • 乾皮症(かんぴしょう)

    皮膚は乾燥すると刺激に対する防御機能が下がるため、少しの刺激ですぐかゆくなってしまうようになります。冬に体がかゆくなる方が多くなるのは、暖房のために乾燥しやすくなるためです。こういった症状の場合、保湿剤を塗るだけでかなり症状が改善されます。最近は乳液タイプの塗りやすい保湿剤もあり、特にお子様方に好評です。

  • 慢性蕁麻疹(まんせいじんましん)

    特に誘因なく蕁麻疹が出没するようになり、1ヶ月以上も続いてしまうことがあり、これを慢性蕁麻疹といいます。原因不明のことが多く、血液検査をしても異常が見つかることはまれです。抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤といった薬を内服すると出にくくなりますので、薬を内服しながら症状をおさえる治療を続けることになります。治るまで半年~1年、人によってはそれ以上かかることもあります。

  • → 尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

    慢性疾患ですので、あまり強い治療はお勧めしていません。ビタミンD軟膏、ステロイド外用剤、紫外線治療、ビタミンA誘導体(チガソン)の内服などを組み合わせた治療を行っています。

  • → 鶏眼・胼胝・疣贅(けいがん・べんち・ゆうぜい)

    鶏眼は「うおのめ」、胼胝は「たこ」、疣贅は「いぼ」のことです。足にこれらの病変ができると、歩くときに痛みをともなったり、不快なものです。これらは手術で切除しても再発することが多いので、通常は手術したりはせず、厚くなった角質部分を削りとる処置をします。
    神経のない硬い部分を削るだけですので痛くありません。十分に角質を除去すれば、歩行時の痛みといった症状はほとんど消失します。さらに、「いぼ」の場合はウィルス性のものなので、液体窒素による凍結療法でウィルスを破壊するとより高い効果が得られます。こちらは少し痛い治療になります。

  • → 単純疱疹(たんじゅんほうしん)

    一般に「ヘルペス」と呼ばれているものです。原因ウィルスは、単純ヘルペスウィルス(Herpes Simplex Virus; HSV)です。顔の神経の根元(三叉神経節)に住み着いていて、普段はなにも悪さをしませんが、風邪をひいたときや体調の悪いとき,長時間紫外線にあたった後などに、神経を伝わって皮膚に移動してきます。このとき、唇の周りにピリピリした痛みとともに小さい水ぶくれをつくります。帯状疱疹と違って、単純疱疹は繰り返し出現します。抗ウィルス薬の内服あるいは外用が効果的です。

  • → 皮膚腫瘍(ひふしゅよう)

    皮膚のできものを皮膚腫瘍といいます。多くは良性のものですが、中に悪性のものが混じていることがあります。その区別は一般の方にはなかなか難しいのですが、経験を積んだ皮膚科医の目で見れば、ほとんどの場合良性か悪性かの区別ができます。気になるできものがあったら、皮膚科医に見てもらえば安心です。
    基本的に良性のものは放置しても構わないのですが、大きくなったり気になるようであれば切除もしていますのでご相談ください。悪性のものが疑われる場合は、一部のみを切除して、顕微鏡による病理検査を行う場合もあります。

  • → 薬疹(やくしん)

    薬はなるべく効果が高く、副作用が少ないように作られますが、100%副作用のない薬を作ることは不可能です。薬の副作用の一つに,薬による皮疹「薬疹」があります。薬疹の診断には皮疹の特徴をつかむ必要があり、皮膚科専門医の目が重要となってきます。薬疹が疑われる患者さんに対しては、当科で責任を持って診断、治療、原因薬の同定を行なっています。

  • → 全身疾患に伴う皮膚病変

    頻度は低いですが、膠原病、ベーチェット病、サルコイドーシスといった全身性の病気が、皮膚症状を契機に見つかることがあります。こういった疾患では,特徴的な皮膚病変をつくることが多いので、経験を積んだ皮膚科医は、皮膚病変からこれらの疾患を疑うことができます。その場合は、内科を始め各科と協力しながら血液検査や画像診断、病理検査などの必要な検査を行います。

特殊診療

当科では以下の特殊治療を行っております。詳細は医師が説明いたしますので、一度外来を受診していただくようお願いします。

モノクロロ酢酸によるいぼ治療

モノクロロ酢酸は強い酸であり、皮膚を腐食する作用があります。この作用を利用して、いぼを腐食させるという治療です。液体で浸透しやすいため、液体窒素では治りにくいいぼ、特に足底の難治性のいぼに効果があるといわれています。痛みも液体窒素より少ないため小児の患者さんにも好評です。

方法
1.イボの部位に医師がモノクロロ酢酸を1~数回塗布します。
2.うちわなどで完全に乾かします。二週に一度行います。
  • 当日の入浴は避けていただきます。手の場合は数時間ぬらさないようにします。
  • 塗布時の痛みは液体窒素よりは少ないですが、傷があるとしみます。数時間~半日後に鈍痛がある場合があります。
  • 反応が強いと水ぶくれや、皮膚の壊死を起こすことがありますが軟膏治療で改善します。

円形脱毛症の局所免疫療法(SADBE療法)

円型脱毛症は原因がまだわかっていませんが、自分の毛をつくるところ(毛母)を間違って自分のリンパ球が攻撃してしまうという自己免疫説が有力です。
局所免疫療法とは、わざと脱毛部位に軽いかぶれをおこすことで毛母を攻撃しているリンパ球を散らそうとする治療で、海外では20年前から行われその有効性が認識されていました。国内でも大きな施設では10年以上の使用経験があり、効果があるという意見の一致が得られています。

方法
1.まずかぶれをおこす物質(SADBE)を体に覚えてもらうため、1~2%の液をつけた絆創膏を体に貼ります。
 貼ったところはのちに色が残ったりするため目立たないところに貼ります。
2.48時間貼りっぱなし(この間はお風呂に入れません)にしたのちはがします。(→かゆみにがまんできなくなっ
  たら、途中ではがしてもかまいません。)剥がしたときかゆみがあり、赤くなっていることを確認して、ダイア
  コート軟膏 を外用してください。 3.脱毛部位にはもっとうすい濃度のSADBEを週に1回外用します。
4.がまんできる程度のかゆみが生じ、頭皮が軽いフケが出る程度の濃度にあげて、継続します。シャンプーは普通
  にできます。
副作用
かぶれが激しく生じすぎて、全身に湿疹ができることが稀にあります。その際は短期間のステロイドの外用・内服でよくなります。
  • かゆみに耐えられないときはいつでも治療を中止できます。
  • 小児の脱毛症や、蛇行型の脱毛症は効果が低いです。

保険外診療

当科では以下の保険外診療を行っております。各費用については皮膚科外来( 011-231-2317 )までお問い合わせください。

男性型脱毛症の治療

男性型脱毛症治療薬「プロペシア」の処方をおこなっています。
薬についての詳細は、製薬会社のホームページをご参照ください。

超弾性ワイヤーによる巻き爪の治療

  • → 超弾性ワイヤーの弾性を利用して、数ヶ月かけて徐々に爪の形を矯正する方法です。
  • → 爪に2箇所穴をあけてワイヤーを通し、接着剤で固定します。
  • → 痛みはないので麻酔は不要です。日常生活にも制限はありません。
  • → 爪が伸びるのに従って1~2ヶ月ごとに交換が必要です。
  • → 処置には爪が数mmのびていることが必要です。
  • → 未成年の方は保護者の方の同意が必要です。
  • → 土曜日は行っておりません。

皮膚科医によるピアッシング(ピアス穴あけ)

最近は手軽に自分でピアッシングをできるようになりましたが、その一方でピアス後のトラブルも増えています。
専門家による適切なピアッシングをおこなってみませんか。

ピアッシング後のトラブルをできるだけ避けるために当科では以下のことを行っています。

1. 皮膚科医によりピアッシングについて、起こりうるトラブルを含め詳しい説明をさせていただきます。

2. 耳たぶの厚さを計測し、最適なピアスをアドバイスさせていただきます(左図)。

当科ではピアッシング専用のスタッドというファーストピアスを使用しています。
(穴あけのみは行っておりません。)特に日本人の約7割の耳たぶの厚さが6mm以上であることから、軸の長さが8mmのスタッドも用意しました(ピアッシング後のトラブルの多くは軸の短いものを無理に使用しているのが原因とされています)。

金属アレルギーが心配な方はチタンをおすすめしています。詳しく調べたい方には金属パッチテストを行ないます(保険適応あり)。

スタッドには以下の種類があります。

a) 4mm 24金ボール(上図)
軸は24金サージカルステンレス、軸の長さ6mmのみ

b) 4mm チタンボール
軸の長さ6mmと8mmあり

未成年の方は保護者の方の同意が必要です。完全予約制です。皮膚科外来( 011-231-2317 )までお電話してください。斗南病院の予約センターでは、予約できませんのでご注意ください。

ケミカルピーリング

当科ではサリチル酸マクロゴールによるケミカルピーリングを行っております。
各費用については皮膚科外来 ( 011-231-2317 )までお問い合わせください。

ケミカルピーリングとは

化学薬品を用いて角質表面を浅く溶かし、古くなった角質を除去することで新しい皮膚の再生を促し、より健康で美しい皮膚を取り戻そうとする方法です。
用いる薬品としてはグリコール酸や乳酸などが有名ですが、当院では刺激も副作用も少ないサリチル酸を使用しています。サリチル酸は皮膚科治療薬なので、このピーリングは病院以外では行なえません。効果は約1ヶ月持続しますので、月1回くらいの施行が理想的です。

効果のある症状

  • にきび

    ピーリングが最も威力を発揮する疾患です。にきびは毛穴が角質でふさがって、 中で皮脂がたまることで生じるので、ピーリングで角質を溶かしてあげると毛穴が開き、にきびが改善します。顔だけではなく、背中、胸のにきびにも有用です。

  • こじわ

    ピーリングにより新しい皮膚の再生が促されるため目立たなくなります。

  • くすみ

    ピーリングにより古い角層がとれるため、顔色が明るくなります。化粧のりもよくなります。

  • 鮫肌(毛孔性苔癬)

    がさがさがとれてなめらかになります。

禁忌

ピーリングは日焼けを好む方にはおすすめできません。それは角質を取り除くことで光感受性を増加させるため、紫外線を吸収しやすくし、しみ、しわの原因となる可能性があるからです。日焼け止めを必ず使用し、直射日光をできるだけ避けてください。以下の症状がある方は担当医にご相談ください。

  • ケロイド体質
  • 口唇ヘルペス
  • イ ボ
  • 妊娠・授乳中
  • 膠原病・自己免疫疾患
  • 最近放射線治療、
    あるいは顔面手術を受けた方

ピーリング治療について

ピーリングの手順
1.洗顔あるいはクレンジングをしていただいたあとに、目と口の周りにワセリンを塗ります。
2.ピーリング剤を塗っていきます。
3.そのまま5~10分おきます。
4.ピーリング剤をふきとります。
5.洗顔していただきます。
6.冷たいガーゼで冷やします。
7.(誘導体型ビタミンCローションをつけます。)
予想される副反応
  • 施行中は皮膚がポーッとした暖かい感覚、または軽度のちりちりした感覚がまれにありますが、洗顔で改善します。
  • 発赤やはれ、発疹、かゆみが生じることがあります。万が一現れた場合はすみやかに担当医に御連絡ください。
  • 2~3日間はかさつき感、乾燥感があり、7日間程度はにきびの部分が破裂して悪化したようにみえることがあり
     ますが、毛穴にたまっていたものが排出される過程なので心配ありません。

ピーリング治療に際してのお願い

治療前のお願い
  • ピーリングを受ける1週間前は顔面マッサージ、スクラブ、角質とり、あかすり、顔そり
     (男性の方は前日から控えてください)、フェイシャルワックス、脱毛は控えてください。
  • 口唇ヘルペスの既往のある方は担当医にご相談ください。
  • ラテックス(ゴム)アレルギーやアスピリン喘息の既往のある方はお申し出ください。
  • 直射日光は避けてください。
施行される際のお願い
洗顔タオル3枚(洗顔用、冷却用、髪を束ねる)とビニール袋(濡れたタオルをいれるため)、普段お使いのクレンジング、石鹸(低刺激のものをご希望の方はサンプルをさしあげます)を持参ください。
また同意書をいただいてからの治療となりますので印鑑を御持ちください。未成年の方は保護者の方の同意が必要です。
治療後のお願い
  • ピーリングは月曜、水曜、金曜の午後行なっており、完全予約制です。また保険外の自費診療となります。
     費用の問い合わせ、予約は皮膚科外来( 011-231-2317 )までお電話ください。
     (斗南病院の予約センターでは予約できません)。
  • 未成年の方は保護者の方の同意が必要です。

パッチテストを受ける方

パッチテストは、化粧品や身の回りのさまざまな物質が、刺激反応やアレルギー反応をおこして皮膚炎の原因になっていないかどうかを調べる検査です。正確な判定のためには計3回の受診が必要です(月-水-金、火-木-金,等)。3回受診ができない場合は、判定のどちらか1回を自分で判定していただくこともあります。

最初の受診日:絆創膏を貼る
  • 皮膚につく可能性のあるものをできるだけ全部お持ちください。
      例えば、化粧水、乳液、ファンデーション、口紅、おしろい、ほお紅、アイシャドウ、香水、ヘアスプレー、
      シャンプー、石鹸、リンス、トリートメント類、毛染類、などです。
  • それぞれ丸ごと持って来ていただいても、小瓶にわけてもって来ていただいても構いません。
      それらをごく少量ずつ絆創膏につけて、背中または腕に貼付します。
  • お持ち戴いたものの他に、スタンダード系列や金属系列という、一般にアレルギーの原因になりやすい物質を
     セットにした絆創膏を同時に貼付することもあります。
  • 入浴すると絆創膏につけた物質が流れてしまうため、判定まで入浴できません。
     また、痒み止めを飲むと反応が抑えられてしまうため、痒み止めも飲めません。
     絆創膏の部分が痒くなることがありますが、判定まで我慢してください。(ごめんなさい)
2日後:絆創膏をはがし、1回目の判定を行なう
絆創膏をはがすと、その刺激で皮膚が一時的に赤くなりますので、はがした後に20分~60分くらいたってから判定します。はがした後は入浴しても構いませんが、検査部位をこすらないように気をつけてください。
3日ないし4日後:最終判定
2日後には出なかった反応が、3日後、4日後にはっきりしてくることがあります。
そのため、3日ないし4日後の受診が必要となります。通常これで最終判定となります。

爪白癬の内服治療Q&A

爪白癬の内服治療Q&A

どうして内服が必要なのですか?
爪は表面が硬く、外から薬をつけてもなかなか爪の中の白癬菌までとどきません。病変が比較的爪の先端に限局している場合は、爪をやすりなどで削って、硬い部分を取り除いてから液状の薬をつけるとよいようですが、病変が完全に爪の根元までおよんでいる場合は内服薬で内部から薬を効かせることが必要になります。
内服回数,内服期間はどれくらいになりますか?
内服回数は1日1回、食後に内服します。内服期間は、爪が生え変わるまで内服を続けなければならないため、3ヶ月~6ヶ月程度は必要です。根気が必要です。
ほかにもいろいろ薬を飲んでいるのですが大丈夫でしょうか?
これはみずむしの薬に限らず一般的に言えることですが、内服薬は飲み合わせに注意しなければなりません。ほかに内服中の薬がある場合は、必ず飲み合わせについて鑑定してもらってください。
副作用はありますか?
頻度は低いものの、肝障害や汎血球減少などの副作用が報告されています。もともと肝臓が悪いような方には、残念ながら内服薬はお勧めしておりません。また、健康な方でも、内服中は定期的に血液検査を行い、副作用の出現に注意する必要があります。
本当に治りますか?
気強く治療をされた方の多くが治癒しています。爪の根元からきれいな爪が生えてきて、それがだんだん伸びてくるようになればしめたものです。あとは根気で確実に治癒が期待できます。
外用剤で治療しても意味がないのでしょうか?
そうではありません。外用剤をつけていれば、少なくとも外用剤が届く範囲の菌を退治することはできますので、爪から他の部位への菌の感染は防ぐことができます。内服がお勧めできない方には外用剤の使用をお勧めしていますし、また内服治療を行なっている方でも外用剤の併用をお勧めしています。

帯状疱疹Q&A

帯状疱疹Q&A

どのような症状なのですか?
神経に沿った痛みと水ぶくれが主な症状です。人によって痛みと皮疹の出現は前後することがあります。腰が痛かったり、胸が痛んだりして,整形外科や内科で検査をしているうちに、皮膚にみずぶくれができてきて、初めて帯状疱疹と気づくこともあります。逆に、痛みはなく,水ぶくれだけができる人もいます。
症状はどのくらい続くのですか?
皮疹は1~2週間くらいでかさぶたになって治ってきます。神経痛や知覚神経異常などの神経症状はそれより遅れて徐々に治ってきます。まれに「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる神経痛が長く残ってしまうこともあります。
日常生活上の注意点は?
帯状疱疹は、疲れがたまったときや、体調が悪いときにでることが多いものです。保温に注意して、十分に体を休めることが大切です。
感染しませんか?
まず心配ありません。ただし、原因ウィルスが水ぼうそうのウィルスですので、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児などには、水ぼうそうとして感染する可能性はあります。
水疱の手当てはどのようにしたらよいでしょうか?
処方された軟膏をガーゼに延ばして、1日1回患部に貼ってください。水ぶくれがかさぶたになるまで続けます。
入浴してもよいのでしょうか?
入浴しても構いません。石けんがついても大丈夫です。ただし、ゴシゴシこすらないように気をつけてください。一般に神経痛は暖めると楽になりますので、温かいお湯でゆっくり暖まってください。
食べ物で気をつけることは?
ありません。
パーマや毛染はしてもよいですか?
顔や頭に発疹が出ている場合は、水疱がかさぶたになるまで禁止です。
帯状疱疹は何回もかかりますか?
普通は1回だけです。ただし、10人に1人くらいは、2回以上かかる人もいるようです。
後遺症はありますか?
まれに「帯状疱疹後神経痛」という神経痛を残すことがあります。

皮膚科Q&A

皮膚科Q&A

洗髪しても,すぐに頭がカサカサになってかゆくなります。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)の可能性があります。

皮脂の過剰が原因の一つですので、洗髪をして皮脂を落とし、規則正しい生活やビタミンBの豊富な食事を心がけ,皮脂分泌をととのえるようにします。最近、脂漏性皮膚炎の発症に、皮膚の常在菌である「ピチロスポルム」というカビの一種が関与していると考えられてきています。常在菌ですので、感染したりする心配はないのですが、抗真菌剤を外用してピチロスポルムの増殖をコントロールすることにより症状がおさまる場合があります。炎症が強い場合にはステロイド外用剤の併用が有効です。

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